DevOps プロフェッショナル資格とは?
DevOpsプロフェッショナル資格は、DevOps環境下の知識やプラクティスについて、学べるように企画されています。
これによって、実践力やスキルをテストするDevOps Master資格への足掛かりとなります。
DevOps Master資格プログラムは、DevOps実践者の実力を証明する上級レベルの試験を平成28年に英語版で配信を開始し、平成29年に日本語、ドイツ語、中国語を含む8ヶ国語で配信しています。
Master資格は配信開始から非常に多くのお客様より高い評価を得て、多くの資格者を輩出し、ワールドワイドで成功した資格となりました。
Master資格者より、チームメンバー育成のために、「知識など学んで培える手頃なプログラム」を企画して欲しいというお声を頂戴し、それに応えるために、「Master資格を補完する中級」、「Masterへの足掛かり」としてのプロフェッショナル資格を企画し、日本語版の配信となりました。
Master資格は、DevOpsのインプリメンテ―ションと適応にフォーカスし、「プロフェッショナル」では、標準的なレベルのプラクティスの知識を培います。
本資格はワールドワイドで成功を収めている「The DevOpsハンドブック 理論・原則・実践のすべて」(ジーン・キム、 ジェズ・ハンブル著)」(日経BP社)を参照し、「3つの道;①フローの原則、②フィードバックの原則、③継続的な学習と実験の原則」を中心に学びます。最終的に学習者は、日々の業務の中でこれらの組織、技術の変更によるインパクトを理解するでしょう。
DevOpsプロフェッショナル試験は、教育コースの受講が必須ではないため、本での自習後に資格へのチャレンジも可能ですが、認定教育コースをお勧めしています。
本資格プログラムは、米国、インド、スペイン、カナダ、スイス、ブラジル、フランス、中国、オランダからのDevOpsエキスパートにより企画、策定されました。
DevOps推進協議会 須藤修理事長は次のように述べています。
「Society 5.0、IoT、AI の実装ということになると、これらを本当に使いこなすにはAgile / DevOps が必要になるということを強調したいです。企業変革のために日本でもDevOpsの取り組みが徐々に増えており、推進協議会でも分科会などの活動を通じて知見の共有など支援をしています。様々な教育プログラムを通して知見が広く普及され、取組みが加速されることを願っています。EXIN社のプログラムにも期待しています。」
DevOps Master資格“Executive Designer”であり、株式会社戦略スタッフサービス 代表取締役社長 戸田孝一郎氏は次のように述べています。
「2009年にDevOpsという言葉が登場して以来、大変話題になっておりますがバズワード的でその実態がイメージしにくい状況です。
DevOpsとは本来ITの開発系と運用系が協調し、協働してユーザーにITサービスをジャストインタイムで提供することですが、開発系に寄った知識、技術、ツール等の話題が多く正しくDevOpsに必要な知識体系が整備されておりませんでした。
この度『DevOps プロフェッショナル』が日本でもリリースされ、正しいDevOps全体の必須知識を体系化できました。ぜひ開発、運用に関わらずこれからITエンジニアを目指す方には、IT全般にわたる知識の整理が可能となりましたので、チャレンジしてください。またできれば次なるステップとしてDevOpsの実践力、変化への適応力を確認できる『DevOps Master』にも挑戦されることを期待しております。さらにデジタル・トランスフォーメーションを目指す方には、合わせて『VeriSM ファンデーション』もお勧めいたします。」
日本ヒューレット・パッカード株式会社 HPE教育サービスの小熊坂隆司氏は次のように述べています。
「ITが企業競争力の源泉になっている今、DevOpsはこれからのITビジネスを生き抜く上で誰もが習得すべき必須の概念です。『EXIN DevOps プロフェッショナル資格』は、初心者がDevOpsを始めるために理解するべきあらゆる要素が無駄なく網羅されています。HPE教育サービスでは既に世界中で認定研修を提供しており、高い評価を頂いています。今回の日本で資格開始を受けて、より一層日本のIT能力の底上げに貢献できることを私たちは嬉しく思います。」
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本情報に関するお問い合わせ先:
エクシン・ジャパン
Mail: Support_jp@exin.com
https://www.exin.com/Jp-ja/
EXIN Japan(エクシン・ジャパン)
EXIN(本社:オランダ、代表取締役社長:ベルン タセラー)の日本法人で、2005年8月より日本で活動を行う。EXINはオランダ経済省との協力で1984年に設立され、ベンダーに依存しないグローバルな独立試験機関です。資格やスキルアセスメントを提供すると同時に教育事業者の認定も行い、20言語、165ヶ国、250万人以上に試験を実施しています。
デジタル トランスフォーメーションを可能にするアセスメントとコンピテンスの資格を提供しています。特に需要が高く、現実の課題に直結する広範囲なポートフォリオを提供しています。特にサービスマネジメント、アジャイルスクラム、DevOps、SIAMTM 、情報セキュリティ、EU GDPR一般データ保護、データセンターマネジメント、クラウドなどです。また組織内の人材能力ソリューションとしてスキルギャップアセスメントも提供しています。
DevOps推進協議会
下記を目的とした、法人、非営利団体等による任意団体です。
- DevOps手法による最新の開発・運用手法や基盤の実証と、それを利用する事業がタイムリーな変革を実践できるための「ITサービスモデル」を獲得します
- DevOpsの技法を体系化・標準化して公開することで、DevOps手法や技術の普及と適用事案の蓄積を図ります
- クラウド基盤とオンプレミス基幹システムを含むハイブリッドクラウドの統合にも利用し得るITサービスモデルと技法を検証します
http://www.devops-japan.org
株式会社戦略スタッフサービス
2006年11月に設立。海外、国内での豊富な経験を活かし、ソフトウェア・コンサルテーション事業でスタート。2007年よりアジャイル(Scrum&XP)開発指導(エンジニア育成300人以上)を多く手掛ける。アジャイルの真髄を極める過程でトヨタウェイにたどり着く。2013年トヨタOB以外で初のTMS&TPS検定協会理事就任、ならびに指導員を抱える。2016年DevOps2.0を提唱し、グローバル資格であるEXIN DevOps Master資格の企画・開発を担う。
コンサルテーションの幅は広く、組織価値向上のために、組織の変革、働き方の変革、社員の行動変革、DevOpsを中心としたデジタルトランスフォーメーションを組織に寄り添い、指導する。
アジャイルやDevOpsの実務案件からの知見を日経コンピュータ誌で連載中。
・「現場を元気にする組織変革術」 (2018年4月12日号より10回)
・「現場を元気にするDevOps2.0」 (2017年9月14日号より10回)
・「現場を元気にするチーム運営術」 (2017年6月14日号より10回)
日本ヒューレット・パッカード株式会社
HPE教育サービスは、さまざまなニーズを満たす研修コースをご提供しています。
IT分野をリードしているグローバル企業のメリットを最大限に活かし、最先端のIT技術トレーニング300コース以上を日本で提供しています。当社製品だけでなく、パートナー製品、オープンソースまで最先端のIT技術トレーニング、ITサービスマネジメント、データセンター、クラウドといったITマネジメントに関わるトレーニングも豊富に提供しています。