SIAM™ 連載 第3話

 

<連載> 次世代ITサービスマネジメントSIAM(R)/ITSM 連載 第3話

 


 

2017年 7月19日 発行

■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

【 第3話  目次 】

■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

<1>  第3話 SIAM(R)3レイヤとITIL(R)サービスライフサイクルプロセス

 

<2> 読者の皆様と質疑応答

 

<3> 次回のお届け予定内容

 

<4> 関連コースご案内

 

<5>  SIAM(R)BOKおよび日本語書籍(itSMF JAPAN 翻訳)のご紹介

 

<6> EXIN推薦書籍のご案内

 

<7> 日経コンピュータ連載のお知らせ

「現場を元気にするチーム運営術」

 

<8> 著者紹介

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<1> 第3話 SIAM(R)3レイヤとITIL(R)サービスライフサイクルプロセス

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

SIAM(R)モデルには3つのレイヤ構造がある。顧客に最も近い1番目のレイヤが

Customer Organizationレイヤである。

 

このレイヤには、顧客にどのようなサービスを提供したらよいか、顧客のビジ

ネス戦略や計画を把握し、適切なサービスへの投資判断をするマネジメント

プロセスが含まれる。

 

つまり、ITIL(R)ではサービスストラテジ(SS)、継続的サービス改善(CSI)に

関連するマネジメントプロセスがマッピングされ、需要管理、サービス

ポートフォリオ管理、ITサービス財務管理などが含まれる。

 

次にCustomer Organizationレイヤに対して、顧客が必要としている適切な

サービスを、複数サービスプロバイダからのサービスをインテグレーション

(統合)して、サービスを保証するレイヤが2番目のService Integration

レイヤである。

 

このレイヤに位置付けられる組織はサービスインテグレータ(SI)となり、

複数サービスプロバイダに対するガバナンスやサービス統合管理を実施する。

 

ITIL(R)では、主にサービスデザイン(SD)、サービストランジション(ST)、

継続的サービス改善(CSI)に関連するマネジメントプロセスがマッピングされる。

 

そのなかでも特にサービスレベル管理プロセスを中心に、顧客と合意される

サービスレベルアグリーメント(SLA)に整合された複数サービスプロバイダ

からのサービスの品質マネジメントに責任を負います。

 

最後に3番目のレイヤが、Service Providersレイヤである。このレイヤは

名前の通りサービスプロバイダが位置付けられ、サービス提供に責任を負う。

 

ただし、このサービス提供とは、SaaS/PaaS/IaaSクラウドサービス、認証サー

ビス、通信サービス、データセンター/ホスティング/ハウジングサービス、

マネージドサービス、アウトソーシングサービス、他にもアプリケーション開発

など様々な組織が含まれるため、単に運用フェーズのための組織とは限らず、

サービス設計からサービス移行、サービス運用までのサービスライフサイクル

全体をカバーすることになる。

 

ITIL(R)に置き換えると、サービスデザイン(SD)、サービストランジション(ST)、

サービスオペレーション(SO)、継続的サービス改善(CSI)に関連する

マネジメントプロセスがマッピングされることになる。

 

また、これはISO/IEC20000の国際規格の要求事項の範囲とも重なる。

 

第2話でもお話ししたように、サービスプロバイダはISO/IEC20000をベース

としたITSMを実践していれば、SIAM(R)の共通インタフェースの基盤を構築しや

すいことがわかる。

 

このようにSIAM(R)モデルでは、3レイヤによってサービスを統合管理することで、

顧客が必要なタイミングでいかに迅速に必要な管理されたサービスを得られるか

が価値につながる。

 

特に最近ではクラウドコンピューティングの利用によって、顧客は必要なサービス

をスピーディーに得ることが容易になってきたが、統合管理しなければクラウド

サービスのサイロ化が進んでしまい、サービス全体の管理がされていない状況になる。

 

これでは、ガバナンスの観点から、リソースやリスクの最適化がされておらず、

価値の最大化もできない。

 

このようにITIL(R)は単一のサービスプロバイダの中だけではなく、SIAM(R)3レイヤを

通じて複数の組織間のマネジメントに対して横断的なマネジメントプロセスを構築

する共通インタフェースとなるため、ITIL(R)とSIAM(R)は次世代ITサービスマネジ

メントの核となる。次回は、SIAM(R)への移行には組織変革が伴うことをお話しする。

( 参考: http://www.eplugone.com/siam )

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<2> 読者の皆様との質疑応答

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本メルマガでは、双方向性を担保する為、読者の皆様からのご質問を

募集いたします。

 

お寄せ頂いたご質問の中から厳選のうえ、次回以降のメール

マガジンで、ご質問内容と回答を掲載いたします。

 

質問はできるだけ具体的にお書きください。回答もより具体的、

実践的になると思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<3> 次回のお届け予定内容

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●第4話●

『SIAM(R)ロードマップ。生き残る組織には、継続的改善の仕組みと変化に

適用する文化がある』

 

等をお届けいたします。

▼今後のお届け予定内容はこちら

http://bit.ly/EXIN_SIAM_News

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<4> 関連コースご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

▼SIAM(R) ファンデーション 認定コース

◎DIG2 ソリューションズ株式会社(ePlugOne)

 

詳細はこちら>>

http://bit.ly/DIG2_SIAMF

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<5>  SIAM(R)BOKおよび日本語書籍(itSMF JAPAN 翻訳)のご紹介

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■SIAM(R) BOK(Body Of Knowledge)のご紹介■

SCOPISMという、サービスアーキテクト18名で作られている任意団体から、

無料でSIAM(R)Foundation BOKが提供されています。

 

EXIN BCS SIAM(R)認定資格は、このBOKをベースに策定されております。

 

SIAM(R) BOK ダウンロードはこちらから>>

http://bit.ly/SCOPISM_SIAM

 

※ダウンロードには、ご氏名とメールアドレスの入力が必要です。

 

■SIAM(R)日本語書籍のご紹介■

VAN HAREN社発行、SIAM(R)書籍 日本語版が itSMF JAPANの翻訳により

出版されました!SCOPISMの発行時期よりも前のため、若干内容は違いますが

基本的なことを理解するのに役立ちます。

 

書籍名

SIAM:サービス・インテグレーションとマネジメントの原則とプラクティス

 

詳細はこちら>>

http://bit.ly/ismf_SIAM

 

※書籍はPDF版のみとなります(印刷不可)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<6> EXIN推薦書籍のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ITIL Manager/Expertの方執筆の、EXIN推薦書籍をご紹介させて頂きます。

 

●外資系コンサルのビジネス文書作成術

~ロジカルシンキングと文章術によるWord文書の作り方~

 

スキル診断をはじめ、ビジネスシーンで求められる文書を作成する為の、

実践的な参考書籍です。

 

相手に伝わる、相手を動かす文書作成スキルを磨き、

ビジネスの成果を拡大する為、是非ご覧ください!

 

詳細はこちら>>

http://bit.ly/book_SuccessfulBusiness

 

●『アポロ13』に学ぶITサービスマネジメント

~映画を観るだけでITILの実践方法がわかる! ~

 

EXINパートナー様でも多く開催されている、

映画『アポロ13』を題材にした好評のセミナーが

ついに書籍となりました!

 

ITサービスマネジメントの本質と実践方法を楽しく学ぶことができます。

是非ご覧ください!

 

詳細はこちら>>

http://bit.ly/book_Aplio13

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<7> 日経コンピュータ 連載のお知らせ

  「現場を元気にするチーム運営術」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

当社DevOps Master資格開発者の一人である三井氏が、

日経コンピュータ誌での連載を開始しました。

 

DevOpsで必要とされるアプローチが満載です。

是非ご一読ください。

 

詳細はこちら>>

http://bit.ly/NikkeiDevOps

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<8> 著者紹介

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

鈴木 寿夫

DIG2 ソリューションズ株式会社 代表取締役

ITIL(R)エキスパート/ ITSM スペシャリスト(based on ISO/IEC20000)

講師&コンサルタント

 

東京都在住

在庫管理、販売管理などアプリケーション開発、コンピュータ・ネットワーク

機器のハードウエア保守、ネットワーク技術/ネットワークマネジメントに

関する教育に従事。後に、運用アウトソーシングに携わり、それをきっかけに

ITIL(R)/ITSMの導入、ISO/IEC20000認証取得支援のコンサルおよび

各種講習講師を実施している。

 

三浦 重郎

エムアイジェイ LLC CEO

PMI PMP(R), ITIL(R) Expert, Quint SGF講師

 

IT分野で30年以上の経験を持ち、ITコンサルタント/マネージャ、

PMO、アウトソーシングビジネスマネージャ等の経験を積む。

2003年より日本クイント株式会社にて、ITIL(R) 及びソーシングガバナンスの

トレーニング及びコンサルティングサービスの提供。

 

■■——————◆◇—————-■■

◎◎本文章の無断転載禁止◎◎

■■——————◆◇—————-■■

EXIN JAPAN(情報科学試験機関)

https://www.exin.com/JP/ja/home/

■■——————◆◇—————-■■