データセンター新コース並びに新資格開始

新コースなどのお知らせ

日本のデータセンター市場は、デジタル化の進展とデータ量の増加に伴い、急速な成長を遂げています。

  • 市場規模と成長予測

2022年の日本のデータセンター市場規模は約2兆938億円であり、2028年には約5兆812億円に達すると見込まれています。

  • データ量の増加

世界全体でのデータ生成量は、2020年に64.2ゼタバイトに達し、2025年には180ゼタバイトを超えると予測されています。日本でもICTの発展と新たなビジネスモデルの導入により、データ量が増加しています。

  • 技術革新とエネルギー効率化

データセンター業界では、AI、IoT、クラウドコンピューティングなどの新技術の導入が進んでおり、これらの技術がデータセンターの運営、構造、業務遂行方法に大きな革新をもたらし、効率性とパフォーマンスを飛躍的に向上させています。また、エネルギー効率の向上と持続可能性の追求が重要な課題となっており、再生可能エネルギーの利用拡大や効率的な冷却システムの導入が進められています。

  • 今後の展望

データセンター市場は、デジタル化の進展とデータ量の増加により、今後も成長が期待されています。技術革新やエネルギー効率化への取り組みが進む中、地理的分布の変化や投資動向にも注目が集まっています。これらの要因が相まって、日本のデータセンター市場は今後も拡大し、進化し続けると予測されています。

こういった状況に応じて、当社が取り扱うEPI社のデータセンター研修・認定資格の体系に最近2つのモジュールが追加されました。

2024年に、「環境サスティナビルティスペシャリスト」が開始されました。

データセンターの環境のサスティナビリティ(持続可能性)に特化した研修です。データセンターが環境に与える影響、環境の持続可能性、電⼒効率、電気エネルギーの節約、⽔管理、廃棄物管理、持続可能なエネルギーの使⽤、⾃動化された環境管理システムなどを扱います。データセンター環境サスティナビリティ・スペシャリスト認定試験に合格すると、CDESS®:Certified Data Center Environmental Sustainability Specialist資格が取得できます。

2025年2月に「ネットワーク ケーブリング デザイン スペシャリスト」のコースが新規開始されます。

ケーブルシステムの設計と設置に必要な、技術標準、さまざまなケーブルサブシステムの設計、材料要件の計算、アーキテクチャ、設置、テスト、及び承認などを含む、詳細な知識情報を提供します。データセンター・ネットワーク・デザイン・プロフェッショナル認定試験に合格すると、CNCDP®: Certified Network Cabling Design Professional資格が取得できます。