EXIN Agile Scrum認定資格者を多く輩出している教育事業者が語る

何故、当社はEXIN Agile Scrumプログラムを扱っているのでしょうか?

Lutz Weigelt氏(Managing Director, New Horizons Hamburg)は、ヨーロッパで多くのEXIN Agile Scrum認定資格者を輩出しており、ヨーロッパから見たスクラムの現状と、EXIN認定プログラムを選択された背景を、お話いただきました。

2002年に、Ken Schwaber氏とJeff Sutherland氏によってスクラムアライアンスが設立されました。2009年、Schwaber氏はScrum Allianceの方向性に合意できず、袂を分かち、Scrum.orgを設立しました。両組織はスクラム認定の元祖と言われています。

一方、スクラムは著作権など保護された用語でもなければ、コンテンツでもありません。スクラムの世界で参考になると合意されているのは、アジャイル・マニフェスト:agilemanifesto.orgと、Schwaber氏とSutherland氏による16ページのスクラム・ガイド:scrumguides.orgのみです。

そのため、スクラムを普及し教育サービスを提供する上で大きな課題があります。

  • 他のフレームワークのように、包括的なBOK(Body of Knowledge)がありません。一方で、外部の専門家によって書かれた何百冊もの`実践書籍が溢れています。これらの本は、Schwaber氏、Sutherland氏を含めて多くの著者によるものです。
  • スクラムの著者の間にはある程度の合意があるものの、スクラムを発展の方向性を決定するスクラムのオーナーが存在しません。スクラムのアイデアをさらに発展させるには、第三者の著書、文献経由でとなります。(スクラムガイドだけが一定の間隔でわずかにアップデートされてます)スクラムの書籍の著者は、それぞれが異なる経験をしているために、多くの点で意見が違うという矛盾があります。そのため、誰かが「スクラムではこうだ」「ああだ」と主張しても、それはスクラムガイドを参照しているときだけ正しく、それ以上のことは、例えばセミナーなどで学んだことかもしれませんが、これは数あるスクラムの解釈の中の一つに過ぎません。
  • スクラムはプロジェクトマネジメントではありません。これは定義の問題ですが、スクラムを既知の古典的なプロジェクトマネジメントアプローチと比較すると、存在しなければならないはずの多くの領域が欠けています。(例:リスクマネジメント、ビジネスケース、ガバナンス、マルチチームマネジメント) スクラムは、プロジェクトマネジメントのチームマネジメントの視点から書かれています。では、チームは与えられたタスクをどのように実行すればよいのでしょうか? スクラムはそれをアジャイルアプローチでと答えます。

EXINの試験内容は、社内とアジャイルやスクラムの専門家とのコラボレーションに基づいて文書に落とし込んでいます。 更に踏み込んで言いますと、そのガイドブックがしっかりとした、一種の「フレームワーク」となっています。 さらに、スクラムの中には直接ではありませんが、関連性の高い重要な側面があります(広義のアジリティ、サービスマネジメントへの拡張、ビジネス管理)。

EXNIの言葉によれば、

「EXINがアジャイルとスクラムを組み合わせることにしたのは、スクラムの手法を適切に適用するためには、その背後にあるアジャイルの原則を理解することが不可欠だからです。この理解がないと、実際にアジャイルな仕事のやり方を採用するのではなく、スクラムの動作をこなすことに陥りやすくなります。」

EXINアジャイル・スクラムは、他の組織で行われているスクラムのアプローチよりも、より包括的で広範囲にわたるものだと当社は考えています。

それに加えて、EXINは世界的に定評のある試験機関でもあります。EXINは、誰かが近道をして簡単に試験に合格することがないように細心の注意を払ってきた実績が、試験の信頼性を担保しています。EXINの信用と、幅広い内容によって、EXINの証明書は他の組織の証明書よりも価値があると言えます。

 

 

Lutz Weigelt

Managing Director
New Horizons Hamburg

英語版はこちら>>